複数データセンターにまたがる数千台のサーバを一元管理 シスコ

シスコシステムズは、データセンター向けシステム「Cisco UCS」の最新版を発表した。

» 2012年03月13日 18時16分 公開
[ITmedia]

 シスコシステムズは3月13日、データセンター向けのサーバシステム「Cisco Unified Computing System(UCS)」に関する新たな製品群を発表した。

「Cisco UCS B200 M3 ブレードサーバ」 「Cisco UCS B200 M3 ブレードサーバ」

 新製品群はUCSの第3世代ファブリックコンピューティングに当たる。先日インテルが発表したプロセッサ「インテル XeonプロセッサE5-2600 ファミリー」を搭載したブレードサーバ「Cisco UCS B200 M3 ブレードサーバ」、ラックサーバ「Cisco UCS C220 M3 ラックサーバ」、「Cisco UCS C240 M3 ラックサーバ」の3製品を今月から販売開始する予定だ。

 新たなサーバ製品は、従来製品と比べて最大8倍のメモリ容量と最大4倍のI/O性能を実現するほか、統合機能の強化によって、運用管理ソフトウェア「Cisco UCS Manager 2.0」からブレードサーバおよびラックサーバを一元化して単一ドメインで管理できるようになった。これにより、データセンターの拠点をまたいで数千台規模のサーバを管理することが可能だという。

 UCSは2009年の販売開始以降、全世界で約1万1000社の企業が導入してデータセンターの統合を進めている。

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