ベストプラクティスに基づいたSAP ERPの導入を支援――日立製作所

導入の総工数を平均で32%削減できるというベストプラクティスに、独自開発のテンプレートを組み合わせたソリューションサービスを提供する。

» 2012年03月21日 13時08分 公開
[ITmedia]

 日立製作所は3月21日、SAP ERPの導入を検討している企業を対象にした支援サービスを4月2日から提供すると発表した。基幹システムとしての導入や、一部拠点で導入済みのシステムを本格展開することを支援するという。

 支援サービスでは海外の導入事例を参考にまとめられた「SAP Best Practices」や、これに実務に則した業務プロセスに対応する機能などを追加している「日立グローバルテンプレート for SAP HITRY/Global」を活用。SAP Best Practicesを活用すればERP導入プロジェクトでの総工数を平均32%削減できるといい、HITRY/Globalの活用で総工数をさらに削減できるという。

 また海外拠点を含めたSAP ERPの運用を支援する「日立グローバルAMOサービス for SAP」も提供。他社が構築システムでも対応する。同社はこれらのサービスを「日立グローバルソリューション for SAP」として展開する。

 提供価格は個別見積り。2015年度までにのべ300億円の販売を見込む。

SAP Best PracticesとHITRY/Globalの違い

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