日本および米国のデータセンターが選択できるほか、約150種類のAPIを利用できる。
NTTコミュニケーションズは3月28日、IaaSのパブリッククラウドサービス「Cloudn(クラウドエヌ)」を発表した。30日から米国、6月から日本で提供をそれぞれ開始する。
新サービスは日米のデータセンターを選択でき、ソフトウェア開発からコンテンツおよびアプリケーションのグローバル展開までの用途に対応できるという。月額の上限を定めた5タイプの従量課金メニューをそろえるほか、Webベースの管理コンソールも用意。また約150種類のAPIも提供し、仮想サーバなどの運用管理を自前で行いたいといったニーズにも対応する。
サービス提供基盤には米Citrix Systemsの「Citrix CloudStack」を採用し、安定性や拡張性が高いサービスを実現したという。
同社は、4月にオートスケール機能、7月にCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)連携機能、10月にオブジェクトベースのオンラインストレージ機能も追加する予定。PaaSサービスも計画し、7月から試験提供を行うことにしている。
プラン名 | vCPU | メモリ | ルートディスク | 従量料金(起動中) | 従量料金(停止中) | 月額上限料金 |
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プランvQ | 0.25 | 512Mバイト | Linux15Gバイト、Windows40Gバイト | 1.995円/時 | 1.05円/時 | 945円 |
プランv1 | 1 | 2Gバイト | 7.98円/時 | 4.20円/時 | 3780円 | |
プランv2 | 2 | 4Gバイト | 15.96円/時 | 8.40円/時 | 7560円 | |
プランv4 | 4 | 8Gバイト | 31.92円/時 | 16.80円/時 | 1万5120円 | |
プランv8 | 8 | 16Gバイト | 63.84円/時 | 33.60円/時 | 3万240円 | |
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