日本HP、ネットワーク管理を簡素化する新技術を発表

アプリケーションの導入に伴うネットワークの設定変更を、テンプレートの適用によって簡単に行えるようにするという。

» 2012年04月25日 22時15分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は4月24日、ネットワーク管理を簡素化する新技術「Virtual Application Network」(VAN)を発表した。具体的には、ネットワーク管理ソフト「HP Intelligent Management Center」(IMC)のアドオンモジュール製品「IMC VAN Manager Module」を7月から提供する。

 IMC VAN Manager Moduleは、アプリケーションの導入に伴うネットワークの設定変更を、日本HPがアプリケーションごとに用意した「テンプレート」の適用で行えるようにする製品。コマンドラインインタフェースやスクリプトを使ってネットワークの設定を行う場合と比べて、設定にかかる時間を大幅に短縮するという。

 併せて、IMCのアドオンモジュールである「IMC Extended APIs」も発表した。これは、同社のネットワーク製品を外部のシステムからコントロールするためのAPIを提供するツール。7月に提供を開始する。日本HP以外のサードパーティも同ツールを使えば、日本HPのネットワーク製品の管理アプリケーションなどを開発できるようになるという。

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