FJMと上海の復旦大学は、モバイル端末の業務利用に関する共同プロジェクトを開始した。
富士通マーケティング(FJM)は5月1日、中国・上海の復旦大学とモバイル端末の業務利用に関する共同プロジェクトを開始したと発表した。
同プロジェクトでは、中国の現地企業や日系企業に対するシステム構築に関して、中国現地の視点や業務、技術を取り入れた基本設計、仕様およびモバイル端末を活用したシステムの研究を行う。富士通の統合業務ソリューション「GLOVIA」シリーズの開発技術者と復旦大学の教授、研究者など26人のメンバーで構成し、第1ステップとして、中国のビジネス慣習や業務を考慮したモバイル端末の基本設計や仕様を研究する。第2ステップでは、中国現地企業への適用を見据えたユーザインタフェースの研究や、モバイル端末に対応した応用技術の研究を推進する予定だ。
プロジェクトの期間は、2012年4月1日から6月30日まで。この成果を基に、今後FJMでは中国現地の視点を取り入れたシステム開発を目指す。
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