国内外50拠点以上の情報プラットフォームにOffice 365を採用 エレマテック

通信コスト削減やメールシステム管理の負荷低減などを目的に、エレマテックはクラウドサービスを導入した。

» 2012年05月10日 13時12分 公開
[ITmedia]

 家電用の電子部品などを提供するエレマテックは、国内外拠点をつなぐ情報プラットフォームとして、クラウド型サービス「Microsoft Office 365」を採用した。日本マイクロソフトが5月10日に発表した。

 エレマテックが導入したのは、Office 365の中の電子メールサービス「Exchange Online」、グループウェア「SharePoint Online」、インスタントメッセージやWeb会議などのユニファイドコミュニケーションサービス「Lync Online」。これにより国内21拠点、海外36拠点のシステムを一元管理することで、業務の効率化、メールシステム管理の負荷低減、通信コストの削減を見込む。既存のイントラネットサイトや社内掲示板はSharePointに移行する。現在は国内拠点のシステムをクラウドサービスに切り替えており、完了後に海外拠点のシステムを順次切り替える。

 同社は、2009年に前身の高千穂電気が大西電気と合併する際に国内外でのメールドメインの統一を決定。メールサーバを集約するためにグローバル共通の情報プラットフォームとしてクラウド環境を採用することとなった。

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