デスクトップPCに内蔵バッテリー NEC、節電機能付きモデル

最大3.1時間稼働可能なバッテリーを内蔵したデスクトップPCなど31モデルを発売した。

» 2012年05月23日 19時57分 公開
[ITmedia]
photo Mate タイプME

 NECは5月23日、節電機能を充実させた法人向けPCを発売した。デスクトップPCながらバッテリーを内蔵し、あらかじめ指定した時間帯にバッテリー駆動に切り替える「ピークシフト機能」を搭載したモデルなどをそろえた。

 デスクトップPC「Mate」とノートPC「VersaPro」の合計11タイプ31モデル。Mateの「タイプME」では約3.1時間稼働可能のバッテリー内蔵モデルを選択でき、同社製デスクトップPCとしては初めてピークシフト機能に対応した。

 あらかじめ設定した時間に自動で「ECOモード」に切り替える機能や、電力会社の電力使用状況と連動し、電力使用率が上がると自動でECOモードやバッテリー稼働に切り替える機能なども搭載した。価格はCore i7-3770/3.4GHz搭載の「VK34H/E-E」が33万9000円など。

photo VersaPro タイプVD

 VersaProの「タイプVD」では、最大約6.7時間のバッテリー稼働が可能なほか、電力需要の少ない夜間に自動で充電を行う「夜間充電機能」も搭載した。また、席を離れると自動で電源をオフにする「離席センサー」や、PC未使用時の電力消費を0.005ワット以下にする「ゼロワットACアダプタ」も標準装備する。価格はCore i7-3520M/2.9GHzの「VK29H/D-E 」が27万2900円など。

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