NECは5月11日、節電機能を充実させた法人向けPCの販売を始めた。使用者が席を離れるとディスプレイを自動的にオフにするセンサーを搭載したモデルなどをラインアップ。ノートPCの場合、1日の消費電力を最大約84%削減できるという。
ノート「VersaPro」とデスクトップ「Mate」の合計11モデル。VersaProの「タイプVD」3モデルでは、法人向けノートとしては国内で初めてという離席センサーを搭載。ユーザーごとに異なる姿勢や服装などの変化を把握し、在席/離席を高い精度で感知してディスプレイをオン/オフするという。Core i7-2620M/2.70GHz搭載の「VK27H/D-C」が26万3100円など。
電源をあらかじめ設定した時間に自動的にバッテリーに切り替える「ピークシフト」機能を6月中旬以降、ソフトウェアで無償提供する予定。また、ユーザーの使い方を学習して無駄な電力を削減するというソフト「エネパルPC」の3カ月無料体験版をWebサイトで提供。オプションで、待機電力を抑えるためにACアダプタからの電流をカットする「AC手元スイッチ」を提供する。
Windows 7を搭載したタブレット型PC「VersaPro タイプVT」も9月から提供する。マルチタッチやフリック操作に対応する10.1型ワイドタッチパネルを備える。
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