日本IBMは「WebSphere Application Server」の最新バージョンを発表した。
日本IBMは5月25日、Webアプリケーション向けサーバソフトウェアの最新版「WebSphere Application Server V8.5」を発表した。6月15日から提供し、価格は税別30万5700円から。
WAS V8.5では、プログラム容量を従来の20分の1に軽量化した新たな実行環境「Liberty Profile」を追加。メモリ使用量を大幅に減り、起動時間が5秒以内に短縮された。本番環境でもメモリの使用量を最小限に抑えられるという。
またサービスレベルに基づく負荷分散やバッチ処理など大規模なWebアプリケーションに求められる機能をNetwork Deploymentエディションとして統合した。使用料金に変更は無く、新エディションを利用することでサーバの可用性向上や処理の効率化を実現できるという。
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