処理速度を高速化したバックアップシステムの新製品、ファルコンストア

ファルコンストアはデータの重複除外に要する時間を短縮したバックアップ製品の最新版を発売した。

» 2012年05月29日 13時29分 公開
[ITmedia]

 ファルコンストア・ジャパンは5月29日、ディスクベースのデータバックアップ製品の最新版「FalconStor VTL v7.5」を発売した。

 新製品はデータの重複除外のオプションとして、「インライン型」「並行処理型」「ポストプロセス型」「不要」の手段を提供。ポストプロセス型や並行処理型ではI/Oサイクルを軽減することでパフォーマンスを最大300%高められるという。性能テストでは4ノードクラスタ構成でインライン型では1時間当たり28テラバイト以上、ポストプロセス型では1時間当たり40テラバイト以上の重複除外処理を実現したという。

 またSymantecの「Open Storage Technology」では8ノードクラスタ構成で最大200万のバックアップが可能になったノードやストレージが追加できるほか、拡張型AESやテープシュレッディング機能、レプリケーションの全暗号化、政府機関向けFIPSのサポートといったセキュリティ機能もオプションで利用できるようになっている。

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