ボット対策やDDoS対策を装備、チェック・ポイントがセキュリティ機器に新モデル

ボット対策を標準装備したセキュリティアプライアンス4モデルと、DDoS対策アプライアンスの計5機種を発表した。

» 2012年07月06日 14時04分 公開
[ITmedia]

 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは7月6日、ボット対策を標準装備したセキュリティアプライアンスの新製品4モデルと、DDoS(分散型サービス妨害)攻撃対策アプライアンス「DDoS Protector」を発売した。

 セキュリティアプライアンスの新製品は、サイバー攻撃者によって乗っ取られ、不正に操作されてしまう状態のコンピュータ(ボット)の検出や不正操作の阻止、また、乗っ取りを狙うマルウェアの侵入を防止する「Anti-Bot Software Blade」という機能を搭載する。コンピュータ間の通信状況を独自に分析して特徴などからボットを検出、ボットと外部のサイバー攻撃者の通信も遮断させる。

 このほかにマルウェア対策の「Antivirus Software Blade」や、ネットワークに対する攻撃通信を遮断する「IPS Software Blade」機能も搭載。同社から脅威対策に必要な情報が常に配信され、最新の脅威に対処できるようにしている。

処理性能に応じた「Check Point 4809」「同12209」「同12409」「同12609」をラインアップし、価格は4809が456万円(税別)などとなっている。

 DDoS Protectorでは、通信の振る舞い分析や特殊なフィルタ条件などによって、ネットワークやサーバに対するフラッド攻撃やアプリケーションに対するDoS攻撃などを遮断し、正常な通信を確保できるようにする。スループット性能は最大12Gbpsとなる。

DDoS Protector

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