ソーシャルメディア分析サービスをクラウドで提供 SAPジャパン

NetBaseが開発したソーシャルデータ分析ソリューションをSAPが国内でも提供開始した。

» 2012年07月10日 16時27分 公開
[ITmedia]

 SAPジャパンは7月10日、クラウド型のソーシャルデータ分析ソリューション「SAP Social Media Analytics by NetBase」を提供開始した。

 新サービスは、米NetBaseが開発したものをSAPブランド製品として再販。既にグローバルでは今年1月から提供している。特徴は、ソーシャルメディア上で毎日交わされる約9500万件のデータを分析し、新キャンペーンなどに対する世界中の消費者の評価をリアルタイムで把握できる点や、クラウドベースであるため導入作業が不要で、ノウハウがなくても容易に利用できる点などである。過去1年間のデータが利用できるため、時系列での分析も可能だ。日本語、英語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、イタリア語の7カ国言語に対応し、TwitterやFacebook、2ch.netなど8万6900ドメインを対象としている。

 また、自然言語解析技術によって、単語の検出頻度やポジティブ・ネガティブの判断にとどまらず、つぶやきや書き込みから消費者の振る舞いや感情などを的確に特定、分析できるという。

 価格は、1ユーザー1トピックの最小構成で、3カ月間58万9950円から。

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