重複排除バックアップソリューションを販売開始 日本HP

バックアップ製品群「HP StoreOnceBackup Systemファミリ」の1ソリューションとして連携重複排除バックアップ製品を日本HPが発表した。

» 2012年07月19日 13時44分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は7月19日、連携重複排除バックアップソリューション「HP StoreOnce Catalyst」を発表した。

 新ソリューションは、同社のバックアップ製品群「HP StoreOnceBackup Systemファミリ」の1つで、バックアップアプライアンスがバックアップソフトウェアと連携して動作し、重複排除処理とデータ移動を最適化、システム上で分散実行できるというもの。これにより、毎時最大100テラバイトのバックアップ速度と、毎時最大40テラバイトのデータリカバリ速度を単一システムで実現する。

 加えて、単一テクノロジーで、アプリケーションサーバからバックアップサーバ、バックアップアプライアンスまで、データの重複排除を行える。重複排除されたデータは、不要な復元処理をすることなく、直接データ格納先に移動し、重複排除データの一元統合管理を実現できる。

 バックアップソフトウェアは、データ保護製品「HP Data Protector」、「Symantec OpenStorage Technology(OST)」(NetBackupおよびBackup Exec)をサポートする。HPではStoreOnce Catalyst用のソフトウェア開発キット(SDK)を公開しており、今後サポート対象のバックアップソフトを拡大していく予定だ。

 価格は、HP B6200 StoreOnce Catalyst DP ライセンス、同OSTライセンスともに315万円(税込)。

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