ソリトンシステムズ、マルウェア対策製品をバージョンアップ

管理端末からPCに対してバージョンアップや各種設定のプッシュ配信が可能になった。

» 2012年08月01日 13時28分 公開
[ITmedia]

 ソリトンシステムズは7月31日、企業向けマルウェア対策ソフトウェア製品の最新版「Zerona V3.2.5」を発売した。管理者向けの機能の大幅な強化やサポートOSの拡充を図った。

 Zeronaは、定義ファイルを使わず、脆弱性悪用型マルウェアのコード実行の検知・ブロックするのが特徴。PCへの負荷が小さく、オフライン環境でも利用できるという。最新版ではPC側のエージェントを管理する機能を大幅に改善し、管理サーバ側からエージェントにバージョンアップや各種設定のプッシュ配信ができるようにした。ライセンス期限の事前通知やライセンス期限が近い端末を検索する機能も追加している。

 このほか、サポートOSにWindows 7 64ビット版を追加。VMware ViewとCitrix XenDesktopの仮想デスクトップ環境も新たにサポートする。ライセンス価格は、コード実行型攻撃防御機能のみの「Zerona Z1」が年間5000円(税別)、コード実行型攻撃防御に3種の高精度検知エンジンを加えた「Zerona Z4」が同1万円(同)となっている。

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