日本HP、ブレード型ワークステーションを発売

HP PloLiant Gen8サーバ技術を採用したワークステーションとネットワーク仮想化モジュールを発売した。

» 2012年08月31日 16時14分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードは8月31日、ブレード型ワークステーションの新モデル「HP ProLiant WS460c Generation 8(WS460c Gen8)」およびHP BladeSystem用のネットワーク仮想化モジュール「HP バーチャルコネクト Flex-10/10D」を発売した。

 WS460c Gen8は、最新の「インテル Xeon プロセッサー E5-2600」ファミリーを採用。動作速度1600MHzのメモリを最大512Gバイトまで搭載できるほか、NVIDIA Quadro 500M/1000M/3000Mによる同モデル専用のメザニン型グラフィックスカー

ドを実装できる。また管理システムの最新版「HP iLO マネジメントエンジン」も標準搭載しており、導入から監視、運用、保守までのワークステーションに関わるライフサイクル全般を自働化できるとしている。

 金融のディーリングなどのマルチモニター業務や製造業の設計、解析業務などに適し、ワークステーションのデータセンターへの集約化によるディザスタリカバリ対策や事業継続計画にも対応する。

 HP バーチャルコネクト Flex-10/10Dは、1つの10Gbポートを論理的に4つに分割する仮想化技術や帯域設定、ID仮想化などの機能を備える。外部ポートでは1/10GbSFP+を10ポート、クロスコネクトを4ポート(10Gb)に拡張した。将来のファームウェアアップデートでFCoE/DCB(Data Center Bridging)環境への対応も予定する。

 希望小売価格はWS460c Gen8が51万2400円、Flex-10/10Dが103万9500円。

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