金のため、定食屋のミカちゃんの顔を毎日見るため、世界征服のため……理由は人それぞれです。
こんにちワオキツネザル、かーわいーよねー。今週のITmedia オルタナティブ・ブログ週間アクセスランキングですよー。
おやおや? 会社にとって「即座にやめてもらうべき人」とはどんな人材か?とか、「危ない会社の見分け方のポイント」従業員編とか、「危ない会社の見分け方のポイント」社長・役員編とか、なんだかきな臭いエントリーが上位に入っていますね。まーね、誰でも危ない会社と取り引きしたり、そこで働いたりはしたくはないですよね。
ところで「危ない会社」って何なのでしょうね。匿名掲示板などで「自分はブラック企業で働いている」といった書き込みをよく見かけますが、外側から見ればそう書いているその人自身もブラック企業の中の人で、ブラックをホワイトに変えようとせずにブラックに甘んじている段階でブラックの要素の1つなんですよね。
なんてきれいごとを書きましたが、イチ従業員ができることなんて高が知れているというのも事実です。嫌だなーと思う仕事をしたり、残念な思いをすることは、ブラック企業とやらでなくても起こり得ることです。まったく何の不満も理不尽もなく働いている人なんてそうそういないんじゃないかな。
まあ、働いていればいろいろあるわけです。そのいろいろの何は引き受けて何は譲らないか、いろいろが起こる度に悩むわけですが、そんなときは「自分は何のために働いているのか」を基準に判断するとよいのかなあと思います。
その根源的なところに合致していればいろいろが多少キツくても乗り越えられるし、そもそもそこが相反していれば、無理やり頭で納得してもほかのところでひずみが出てくる。
「何のために働いているのか」がたくさんあってどれもこれも欲しい場合は、そのそれぞれについて「それは何のためか」をさらに自分に聞いてみる。そう、なぜなぜ5回をしてみると、不思議なことにすべてが1つの「何のため」にたどりついたりしちゃいます。
ブラックでもホワイトでもピンクでもオレンジでも何色でもいいけれど、自分の「何のため」と合致する仕事ができれば幸せだよね。にゃははーん。
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