インメモリ技術を基盤とした「SAP HANA Cloud」を発表 SAPジャパン

SAPはインメモリコンピューティング「HANA」を用いたクラウドプラットフォームを発表した。

» 2012年10月22日 17時41分 公開
[ITmedia]

 SAPジャパンは10月22日、インメモリ技術を用いた次世代クラウドプラットフォーム「SAP HANA Cloud」を発表した。

 インメモリコンピューティング「SAP HANA」を基盤とするHANA Cloudは、いくつかの製品から構成される。アプリケーション構築支援サービス「SAP NetWeaver Cloud」は、モバイルおよびWebにおいてJavaベースのエンタープライズ向けのアプリケーションを迅速に構築するというもの。既に900万人以上のJava開発者が利用しており、今後は無料、無制限のライセンスを開発者向けに提供していく。

 「SAP HANA AppServices in SAP HANA Cloud」は、開発者がネイティブのHANA、Java、および開発期間を短縮するそのほかのサービスを使い、次世代アプリケーションを作成することを支援するサービス。

 「SAP HANA DBServices in SAP HANA Cloud」は、クラウド内でのDaaS(サービスとしてのデータベース)提供を目的としている。

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