日本IBM、メインフレーム向けDB移行サービスを発表

メインフレームコンピュータ「IBM System z」で稼働するDBを更新する際のワークロードなどを短縮するサービスを日本IBMが発表した。

» 2012年11月12日 16時54分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは11月12日、メインフレームコンピュータシステム「IBM System z」で稼働するデータベース(DB)ソフトウェア最新版「IBM DB2 V10」への更新に際し、ワークロードや移行期間の短縮を図るサービス「System z向け高速DB2移行サービス」を発表した。

 同サービスでは、従来のように1つずつバージョンの段階を踏んで移行する場合と比較して、テストや確認作業が一度で済むため、作業工数の削減と期間短縮を実現できる。また、レプリケーション機能を持つソフトウェアを活用してデータの同期をとりながら移行することで、旧DBのサービスを継続しながら新DBを構築し、業務の停止時間を短縮する。

 移行直前のデータまで担保するフォールバック(新DBから旧DBへの切り戻し)も可能なため、移行に伴うリスクを低減し安全な移行を支援するとしている。

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