編集も可能なクラウド型のコンテンツ活用サービス、テラとイシンが提供へ

マルチメディアのドキュメントデータなどを安全に共有したり、編集したりできるサービス「bigtincan hub」を発表した。

» 2012年12月11日 17時47分 公開
[ITmedia]

 ソフトウェア開発のテラとモバイル活用支援のイシンは12月11日、ドキュメントデータなどを安全に共有したり、編集したりできるクラウド型のコンテンツ活用サービス「bigtincan hub」を発表した。iPadやiPad miniで利用できる。

 bigtincan hubは、オーストラリアのBigTinCanが開発、提供するサービス。国内向けにはテラとイシンが総代理店「BTC Japan」を設立して提供する。

 同サービスは、社員などのユーザーとグループ単位などでOfficeドキュメントやPDFファイル、Webサイトリンク、動画像などのコンテンツの管理や活用がクラウド上で行えるもの。コンテンツの閲覧や修正が可能なほか、共有・閲覧の可否や利用期限設定といったアクセス権限に基づく利用、パスワード保護、暗号化によるオフラインやメール、オンラインサービスでの利用、遠隔操作でのデータ消去に対応するなど、セキュリティ機能も用意する。また、ダッシュボード機能も提供し、各コンテンツの使用状況や履歴などの情報も把握できるようになっている。

画面イメージ

 想定利用シーンは、外出先での営業提案や業務報告の作成・提出、資料共有など。両社によれば、海外では米AT&Tが8000人の営業担当者のBYOD基盤として採用しているという。

 1アカウントあたり月額利用料金は、保存容量が500Gバイトまででコンテンツの管理・閲覧ができる「ビジネスプラン」が990円、保存容量無制限でActive Directory連携や編集も可能な「エンタープライズプラン」が1500円となっている。

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