「Sybase IQ」を組み込んだDWHオファリングモデルを提供 富士通

PCサーバ「PRIMERGY」やストレージシステム「ETERNUS」などにデータベース「Sybase IQ」を組み合わせた中規模DWHのオファリングモデルを富士通が発売した。

» 2013年01月22日 13時43分 公開
[ITmedia]

 富士通は1月22日、PCサーバ「PRIMERGY」、ストレージシステム「ETERNUS」、フラッシュディスクなどの製品に、独SAPのデータウェアハウス(DWH)専用データベースエンジン「SAP Sybase IQ」を組み合わせた中規模DWHのオファリングモデルを販売開始した。

 同製品は、納入前に専門のエンジニアがあらかじめシステム設定、最適化するため、ユーザーは容易に導入できる。データ格納容量および利用者数に応じて、「SMALLモデル」(データ格納容量8テラバイト)「STANDARDモデル」(データ格納容量8〜48テラバイト)「ENTERPRISEモデル」(データ格納容量48テラバイト以上)の3モデルを用意。

 Sybase IQは、クエリレスポンスの高速性、データ圧縮格納の機能性、クエリチューニングレスの運用性などを特徴とする。

 価格は、SMALLモデルで3300万円(税別)から。同社は3年間で100セットの販売目標を掲げる。

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