中小企業支援のKDDI まとめてオフィス、地域会社設立で営業強化

KDDIの子会社で、中小企業のビジネスをトータルサポートするKDDI まとめてオフィスは、4つの地域会社を設立した。

» 2013年03月18日 21時25分 公開
[伏見学,ITmedia]

 KDDIは3月18日、中小企業のビジネスを支援する子会社、KDDI まとめてオフィスの営業体制を強化すると発表した。地域会社を立ち上げ、より現地に密着したサポートを行う。

KDDI まとめてオフィスの佐藤司社長 KDDI まとめてオフィスの佐藤司社長

 新たに設立したのは、関西、北陸エリアを対象とするKDDI まとめてオフィス関西(本社:大阪府大阪市)、中部エリアを対象とするKDDI まとめてオフィス中部(愛知県名古屋市)、北海道、東北エリアを対象とするKDDI まとめてオフィス東日本(宮城県仙台市)、中国、四国、九州エリアを対象とするKDDI まとめてオフィス西日本(広島県広島市)の4社。2013年4月1日から営業を開始する。なお、沖縄県については、沖縄セルラー電話や沖縄通信ネットワーク(OTNet)といった関連会社を通じてサービス提供する。

 KDDI まとめてオフィスでは、中小企業に対して、各種通信サービスやソリューションサービスに加え、オフィスの通信インフラ、OA機器、LED照明、省エネ型エアコンなどに関する提案から導入、設定、メンテナンスといったITに限らずオフィス設備全般をサポートする。

 KDDI まとめてオフィスは2011年2月15日に創業してからの約2年間で、売上高が6倍、「KDDIサービス」および「まとめてオフィスソリューション」の両方を採用する得意顧客の数が4倍と成長している。今後の具体的な目標について、同社の佐藤司社長は「2015年には社員数を(2012年度の230人から)2000人に、売り上げを(同50億円から)500億円にする」と力を込めた。

関連キーワード

KDDI | KDDI まとめてオフィス | SOHO


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ