AndroidとiOSの寡占状態は変わらないが、Windows Phoneの出荷台数が133.3%増加し、シェアでBlackBerryを抜いて3位になった。
米調査会社IDCは5月16日(現地時間)、2013年第1四半期(1〜3月)のOS別世界スマートフォン出荷シェアを発表した。米MicrosoftのWindows Phoneがシェアを伸ばし、初めてカナダBlackBerryのOSを超えた。
1位と2位は前期と変わらず、米GoogleのAndroidと米AppleのiOS。2つを合わせて92.3%と寡占状態だ。Androidは前年同期比79.5%増の1億6210万台でシェアは75.0%。Android端末の41.1%は韓国Samsung Electronics製で、その他のメーカーはいずれも1桁台のシェアだ。iOS端末はシェアを5.7ポイント落とした。
3位のWindows Phoneの出荷台数は133.3%増の700万台で、シェアは3.2%。その79%はフィンランドのNokia製だ。4位のBlackBerryは630万台でシェアは2.9%。
5位のLinuxは2010年第1四半期以来シェアを減らし続けているが、Samsungが年内に最初のTizen端末を発売する計画で、これによってシェアが回復する可能性はある。
順位 | OS名 | 1Q13出荷台数 | 1Q13市場シェア(%) | 1Q12出荷台数 | 1Q12市場シェア(%) | 出荷台数伸び率(%) |
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1 | Android | 162.1 | 75.0 | 90.3 | 59.1 | 79.5 |
2 | iOS | 37.4 | 17.3 | 35.1 | 23.0 | 6.6 |
3 | Windows Phone | 7.0 | 3.2 | 3.0 | 2.0 | 133.3 |
4 | BlackBerry | 6.3 | 2.9 | 9.7 | 6.4 | -35.1 |
5 | Linux | 2.1 | 1.0 | 3.6 | 2.4 | -41.7 |
6 | Symbian | 1.2 | 0.6 | 10.4 | 6.8 | -88.5 |
その他 | 0.1 | 0.0 | 0.6 | 0.4 | -83.3 | |
合計 | 216.2 | 100.0 | 152.7 | 100.0 | 41.6 | |
(資料:IDC) |
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