今回のアップデートで修正された12件の脆弱性は、全て任意のコード実行に使われる恐れがある。
米Appleは5月22日、QuickTimeのセキュリティアップデートとなる「QuickTime 7.7.4」をWindows向けに公開した。
同社のセキュリティ情報によると、今回のアップデートでは計12件の脆弱性を修正した。その全てが、任意のコード実行に使われる恐れのある深刻な脆弱性となっている。
動画や音声、画像ファイルなどの処理方法に存在し、細工を施したファイルをユーザーに閲覧させる手口で悪用される恐れがあるという。
QuickTime 7.7.4はWindows 7、Vista、XP SP2以降に対応する。Windows向けのQuickTimeのアップデートは2012年11月5日以来となる。
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