メガネ型端末Google Glassを設定・管理するためのAndroidアプリ「MyGlass」に、端末の画面をスワイプしたりタップすることでGlassを操作するリモコン機能が追加された。
米Googleが一部のユーザーにプロトタイプを限定販売したメガネ型ウェアラブル端末「Google Glass」を管理するためのAndroid端末用アプリ「MyGlass」が9月5日(現地時間)にアップデートされ、Android端末によるリモコン機能が追加された。
MyGlassは、BluetoothでペアリングしたGlassの設定・管理をするためのAndroidアプリ。Glassで表示する通知を選択したり、Glassに位置情報を表示する設定をしたり、Glassのカメラで撮影している風景をAndroid端末に表示(=Screencast)したりできる。
このアプリで、Screencastの画面上でタッチ/スワイプ/タップすることで、Glassのユーザーインタフェースを操作できるようになった。
同社のサーゲイ・ブリン氏は3月にTEDに登壇した際、猫背になってスマートフォンの画面をフリップしている姿はめめしい(emasculating)感じがすると語ったが、音声で命令を出すのがはばかられるようなシチュエーションや、Glassのつるの部分のタップやスライドがしにくい場合にはリモコン操作が役立ちそうだ。
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