Apple、Mac版Java SE 6のアップデートを公開

Mac版のJavaをバージョン1.6.0_51から1.6.0_65に更新して、多数の深刻な脆弱性を修正した。

» 2013年10月17日 07時06分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Appleは10月15日、OracleがJava更新版を公開したことを受け、Mac版Java SE 6の脆弱性を修正するセキュリティアップデートを公開した。Mac OS X v10.6.8(Snow Leopard)、OS X Lion v10.7以降、OS X Mountain Lion 10.8以降が対象となる。

 Appleのセキュリティ情報によると、「Java for OS X 2013-005」「Mac OS X v10.6 Update 17」ではJavaをバージョン1.6.0_51から1.6.0_65に更新して、多数の深刻な脆弱性を修正した。

 脆弱性を悪用された場合、攻撃者がWebページに不正なJavaアプレットを仕込んでユーザーに閲覧させるなどの手口で、任意のコードを実行できてしまう恐れがある。

 なお、今回のアップデートをインストールすると、これまでにAppleを通じて提供されたJavaアプレットのプラグインは全てのWebブラウザからアンインストールされる。Java SE 6はOracleが既に一般向けのサポートを打ち切った古いバージョンで、今回のアップデートはAppleを通じて独自に提供しているもの。Java最新版のJava SE 7はOracleから直接入手できる。

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