日本オラクル、データ統合製品の最新版を提供

日本オラクルは、2つのデータ統合製品「Oracle GoldenGate 12c」「Oracle Data Integrator 12c」の最新版を提供する。

» 2014年01月30日 14時20分 公開
[ITmedia]

 日本オラクルは1月30日、データ統合製品の最新版「Oracle GoldenGate 12c」および「Oracle Data Integrator 12c」の国内提供を始めた。

 Oracle GoldenGate 12cは、データベース間のリアルタイムでのデータ連携、複製・同期(レプリケーション)を実現する製品。最新版では性能向上に加え、「Oracle Database 12c」のマルチテナント・アーキテクチャに対応し、プライベート・クラウド環境にスムーズに移行できるようにしたという。また、パラレル処理の自動化を通じてチューニングの設定作業を大幅に削減できるようになったとしている。

 Oracle Data Integratorは、データ変換用の中間サーバを必要としない独自のアーキテクチャを採用し、幅広い要件に対応したデータ統合を高速で行う製品。最新版では多様なデータソースに対応し、GUIの使い勝手も向上。さらに並列処理機能を強化し、処理プロセスの実行時間を削減した。また、Hadoop、Hive、HDFSや「Oracle Big Data Appliance」などのビッグデータ向けテクノロジーとの連携機能も搭載した。

 同社はこれら2製品を組み合わせて活用すれば、低コストでのデータ管理や迅速なビッグデータ分析、リアルタイムのデータ同期が可能になるとしている。

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