「Oracle GoldenGate 11g R2」では大容量システムやグローバル環境への実装、異種プラットフォーム対応などが強化されている。
日本オラクルは9月26日、データ連携・統合ソリューション製品の最新版「Oracle GoldenGate 11g Release 2」の提供を開始した。
Oracle GoldenGateは、データベースの移行や統合のほか、リアルタイムなデータ連携を可能にするためのミドルウェア製品。OracleのほかMicrosoft、IBM、Sybaseなど複数ベンダーのデータベース製品に対応する。
最新版では大容量で高スループットの環境でも変更データを効率的にキャプチャする「Integrated Capture」機能を搭載するほか、Oracle Database 11gやExadataの圧縮オブジェクトのキャプチャが可能になった。また、競合の検出や解決に要する時間を短縮する「Conflict Detection and Resolution」を搭載する。
このほか、米国政府が推奨する暗号アルゴリズム「FIPS」やUnicodeをサポート。Oracle GoldenGateをマルチバイトのUnicode文字セットを使用するデータベースに実装してデータキャプチャができるようになっている。
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