IBM、開発者向けプラットフォームをクラウドで無償提供

IBMは、開発者向けにPower Systemsサーバのクラウドを無償提供する。ビッグデータやモバイル関連のアプリケーション開発者を支援し開発スピードの向上を目指す。

» 2014年02月17日 16時49分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは2月17日、開発者向けにPower Systemsサーバの機能をクラウドサービスで無償提供したことを発表した。

 このサービスは「Power Development Platform」で、同プラットフォームではソフトウェア開発者がアプリケーションの開発、移植、テストを行うに当たって「IBM Power Systems」の機能を無償利用できる。IBMのPartnerWorldプログラムからアクセスできる。

 Power Development Platformは、OSにLinuxやIBM AIX、IBM iを搭載し、POWER7やPOWER7+プロセッサを装備した最新サーバをクラウドから提供。また、ユーザーはLinux同様のWatsonのコグニティブ・コンピューティング・ソリューションを構成するハードウェア基盤である「IBM Power Systems」を活用できる。新しいLinuxポーティングイメージに加え、「IBM DB2 10.x」や「IBM WebSphere 8.5.5」、その他の最新のPower向けLinux開発ツールを備えている。

 IBMでは「このプラットフォームが才能豊かな開発コミュニティーがイノベーションを達成するための足掛かりとなり、アプリケーション開発を加速し、より優れたビジネス価値を生み出す支援になる」としている。

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