ネットワーク監視でセキュリティリスクを可視化――HPとプロティビティ

社内ネットワークにおけるユーザー行動を監視してセキュリティ上の不正の可視化や意思決定を支援するサービスを提供する。

» 2014年06月05日 12時03分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードとプロティビティは6月5日、「情報セキュリティモニタリング

支援サービス」を開始した。社内ネットワークにおけるユーザー行動を監視してセキュリティリスクや不正を可視化し、利用企業でのセキュリティ対策強化を支援する。

 新サービスは、HPのセキュリティ情報イベント管理(SIEM)ツール「HP ArcSight」を使ってネットワークに接続された機器などのログを収集、相関分析し、不正の有無を判断する仕組みを構築する。

 ArcSightの導入や検知ルールの実装、本番運用までのテストをHPが担当。プロティビティは、不正リスクの特定・評価やシステム要件の設定、社内SOC(セキュリティ監視施設)や社内C-SIRT(部門横断型のインシデント対応チーム)などの運用体制の構築、教育の実施、本番稼働後の運用までを支援する。

 HPは企業に対する外部からの侵入や攻撃だけでなく、内部不正も考慮したリスクや不正への対応を強化できると説明している。

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