女性の顔面に映像で化粧を施したりメタリックな仮面を被せたりし、しかも顔の動きにぴったり同期する“フェイスマッピング”のデモ動画が公開された。
素顔の女性モデルの顔面にプロジェクションマッピングの手法でメイクを施したり液状メタリックの仮面を被せたりする「フェイスマッピング」のデモ画像が公開された。制作したのは映像制作会社ピクスでテクニカルディレクターを務める浅井宣通氏を中心としたプロジェクトチーム。
浅井氏の8月19日付のブログによると、このデモ動画のタイトル「OMOTE」は能面に由来し、フェイスマッピングは「面」をつくって顔に被せるという考え方で構築したという。後半の「LURI」はリアルタイムリフレクションのデモで、顔面を覆う瑠璃(ラピスラズリ)のようなテクスチャが顔の動きに合わせてキラキラ反射する。
繊細なメイクアップアートを表現するために、まず顔面を3Dレーザースキャニングして3Dのモデルデータにするところから始めたと説明する(本稿執筆時点での説明はここまでで、同氏のブログは「続く」になっている)。
OMOTE / REAL-TIME FACE TRACKING & PROJECTION MAPPING. from something wonderful on Vimeo.
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