米Googleが、今度はAppleのOS Xに存在する未解決の脆弱性3件についての情報を公開した。
Microsoft Windowsなどの未解決の脆弱性情報を公開して物議を醸している米Googleが、今度はAppleのOS Xに存在する未解決の脆弱性3件についての情報を公開した。
3件の脆弱性は、GoogleのProject Zeroを通じて2014年10月20〜23日にかけてAppleに報告され、90日たってもパッチがリリースされなかったとして一般に情報が公開された。
いずれも危険度は「高」に分類されているが、悪用するためにはBluetoothデバイスに接続されていなければならないなど、何らかの条件がある。3件ともコンセプト実証コードが併せて公開されている。
報道によると、β版のOS X Yosemite 10.10.2ではいずれの脆弱性も修正されているという。
GoogleのProject Zeroを巡っては、Windowsのセキュリティ更新プログラムを公開する直前になって未解決の脆弱性情報を公開されたことに対し、MicrosoftがGoogleを強く批判していた。
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