GM Chinaが、上海モーターショー開催前夜、未来的なデザインの自動走行車のコンセプトモデル「Chevrolet-FNR」を披露した。虹彩認証でのスタート機能や無線充電機能を搭載する。
GM Chinaは4月19日、20日から上海で開催されるモーターショーを前に、自動運転カーのコンセプトモデル「Chevrolet-FNR」を初披露した。
同モデルは、中国でのChevroletブランド立ち上げ10周年を記念したもの。GM傘下のジョイントベンチャー、Pan Asia Technical Automotive Centerが設計したもので、自動運転モードにもできる電気自動車だ。カプセルのようなデザインの車体のドアは“トンボのように”開き、ホイールにはハブがなく、バッテリーの充電は無線で行える。
エンジンスタートは所有者の虹彩認識で行うため、キーは必要なく、車を盗まれる恐れも少ない。
完全な自動運転に対応し、その間は運転席を180度回転させて後部座席の人たちと向かい合うこともできる。自動運転/マニュアル運転の切り替えは、ジェスチャーコントロールで行う。
あくまでもコンセプトカーであり、発売の予定などは発表されていない。
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