これらの分野は、「どれも巨大かつ可能性の大きなマーケット」と社長の佐藤氏は考えている。新たなビジネスを開拓し、業界トップのポジションを維持することを重視している。
「専業のクラウドインテグレーターでは、現在でもナンバーワンのポジションにあると考えているし、これを維持したい。マラソンに例えれば、先頭集団の先頭にいたい。今後は技術だけではなく、活用シーンについてもイノベーションを起こしたい。活用シーンに注目が集まっているのは、クラウドが浸透してきた何よりの証拠だ」(佐藤氏)
2015年4月にSalesforce.comが買収されるとの報道があったが、佐藤社長は「マーク・ベニオフ(Salesforce.comのCEO)の性格からして、マイクロソフトに売却するとは思えない。断言してもいい」とこれを一蹴。Microsoft Azureの取り扱いについても「ニーズがあれば考えるが、現時点で計画はしていない」という。
10年後の目標について聞かれると、「3年ぐらいの中期計画は作っているが、10年後となると予測がしにくい。そもそも10年後にクラウドが主流かどうかは分からない。だが、クラウドに対するニーズがある限り成長していく」とアピールした。
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