Microsoftが予告通り、デスクトップ版のオフィススイート「Office 2016」を9月22日にリリースした。Office 365加入ユーザーは無償でダウンロードできる。非Office 365ユーザー向け価格は「Office 2013」と同じで、139.99ドル(「Home & Student」エディション)からだ。
米Microsoftは9月22日(現地時間)、予告通りデスクトップ版Officeの「Office 2016」をリリースしたと発表した。Windows 7/8/10に対応する。
Office 2016は、Word、PowerPoint、Excel、Outlook、OneNote、Project、Visio、Accessで構成される。クラウド版オフィススイート「Office 365」のユーザーであれば、無償でダウンロードできる(本稿執筆現在、日本語版のダウンロードページはまだない)。
非Office 365ユーザー向けの販売価格は、米国では以下の通り。Office 2013と同じ価格だ(本稿執筆現在、日本での販売価格はまだ発表されていない)。
なお、7月からOffice 365ユーザーにのみ提供されてきた「Office 2016 for Mac」の非Office 365ユーザーへの販売も開始され、価格はPC向けと同じだ。
新機能としては、Wordでのリアルタイム共同編集機能、OneDriveとの統合強化、新しいヘルプ機能「Tell Me」、Outlookの受信箱内の優先順位を機械学習技術で自動的に整理する「Clutter」、編集中の文書から離れずにインターネット上の関連情報を検索できるBingベースの検索ツール「Insights」などがある(記事末に転載した動画を参照されたい)。
本稿執筆現在、英語版しかないが、Office 2016の新機能紹介ページはこちらだ。
【UPDATE】Microsoftのサポートに確認したところ、日本のOffice 365ユーザーによる「Office 2016」のダウンロードは23日からスタートしているが、単独での販売開始はまだ発表していないという。Office 365ユーザーは、Office.comのマイアカウントページからダウンロードできる。
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