NECがIoTインフラ製品群を展開 開発1000人体制に

1ラックあたり572台のサーバを高密度実装できるシステムやネットワーク製品を発表した。

» 2015年11月09日 12時56分 公開
[ITmedia]

 NECは11月9日、IoT(モノのインターネット)ソリューションのインフラシステム製品群を多数発表した。IoT関連では2016年度中に開発要員を1000人に増強することも明らかにしている。

 新製品では1ラックあたり572台のサーバを収容できる「DX2000」や、遠隔のコンピューティングリソースを利用するためのネットワーク製品「ExpEther 40G」を同日に発売した。また、インターネット経由でセンサや機器を運用管理するクラウドサービス「Collaboration Assistant」を2016年度から提供する。

DX2000(出典:NEC)

 DX2000は事前検証済みHadoopとの組み合わせで、数時間を要する分析を数秒〜数分程度に短縮できるという。販売価格は1150万円(1シャーシ14サーバ搭載時)から。ExpEther 40Gは遠隔にあるCPUやGPU、HDDのリソースへ高速通信経由で接続する。ExpEtherボードやI/O拡張ユニットで構成され、価格は55万円から。

ExpEther 40G(同)

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