大画面テレビでのストリーミングが普及する中、Apple TVやFire TVなど、複数のSTBやゲーム端末を1つのボックスに接続することで、1本の音声対応リモコンでサービスを横断する操作を可能にする「Caavo」が今秋発売される。
米新興企業Caavoは2月14日(現地時間)、「Apple TV」やCATVのSTB、ゲーム端末などを接続し、1本のリモコンで一元操作できるようにするテレビ接続端末「Caavo」を発表した。同社に取材した米CNETによると、価格は約400ドル(約4万6000円)で5月に予約を開始し、今秋発売の予定という。
Caavo本体は8つのHDMIポート、2つのUSBポートを備え、EthernetとWi-Fiをサポートする。木目調のデザインで、付属の(やはり木目調の)リモコンとはBluetoothで接続する。リモコンはマイクを備え、音声での命令にも対応する。
HDMIポートに、Apple TVやFire TV、CATVなどのSTBやChromecast端末、ゲーム端末などを接続できる。接続するとCaavoが自動認識し、設定する。リモコンではサービスを横断したウォッチリスト、検索が可能。iTuneのアプリからNetflixやAmazonプライムのコンテンツまで、一元管理できる。
Caavoは2015年創業の非公開企業。Sling Media、DircTV、Xbox、Harmanなどの出身者らが創業した。
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