米Amazon.comの「Fire TV」搭載の4K(3840×2160)スマートテレビが年内に米国で発売される。中国のテレビサプライヤーTsinghua Tongfang傘下のブランド、Seiki、Westinghouse Electronics、Element Electronicsが1月3日(現地時間)、Amazonとの提携によるスマートテレビ「4K Ultra HD Smart TV - Fire TV Edition」を発表した。
Amazonはこれまで、米Googleの「Chromecast」と同様のスティック型セットトップボックス(STB)「Fire TV Stick」や米Appleの「Apple TV」のようなSTBの「Fire TV」を販売している。
Fire TV Editionのテレビは、Fire TVの機能を組み込んだテレビだ。Fire TVのユーザーインタフェースを備え、Amazonの音声認識パーソナルアシスタント「Amazon Alexa」での番組検索や操作、連携するスマートホーム製品の制御などが可能だ。Amazon Primeの会員であれば、プライムビデオのコンテンツも直接テレビで視聴できる。
サイズは43、50、55、65インチの4種類。3GBのメモリと16GBのストレージを備え、Bluetooth、Wi-Fi、Ethernetに接続可能だ。
これらのテレビは、Amazon.comだけでなく、一部の小売店でも販売する計画だ。価格はまだ発表されていないが、Amazonはこれまで、コンテンツ販売の手段としてハードウェアを安価に販売してきており、これらのテレビもそう高くはならないと予想できる。
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