米Appleは3月21日(現地時間)、「新しいApple TV」(第4世代)のOS「tvOS」をバージョン9.2にアップデートしたと発表した。本稿執筆現在、日本でも既にアップデートが可能だ。
このアップデートでの主な新機能は以下の通り。
「Siri Remote」は、新しいApple TVのリモコンだ。昨年10月の発売段階からSiriボタンでの検索は可能だったが、今回アプリの検索が可能になった。トップページで例えば「フィットネスアプリを探して」と言うと該当するアプリが表示されるようになった。また、アプリストアの検索画面を表示し、リモコンのマイクボタンを押したままアプリ名を言うことでアプリを検索できるようになった。また、アプリにログインするときに必要なユーザー名とパスワードを、スペルを言うことで音声入力できるようになった。
リモコンのUI(ユーザーインタフェース)も改善された。動画再生中、Touchサーフェス(ガラスパッド部分)で素早くスワイプすると、長時間にわたる早送り/巻き戻しができる。細かいスワイプでフレーム単位のコントロールも可能だ。
従来Apple TVで閲覧できたのは、My Photo StreamとShared Photo Streamだけだったが、今回iCloud内のすべての写真および動画をApple TVの大画面で閲覧できるようになった。アルバム単位での表示やiPhone 6sで撮影できるLive Photoも表示できる。Touchサーフェスを長押しするとLive Photoが再生できる。
iOSと同様に、アプリをカテゴリ別のフォルダに分類できるようになった。フォルダに入れたいアプリを選択した状態でリモコン上の再生/一時停止ボタンを押すと、画面に「削除/新規フォルダ/キャンセル」の選択が表示されるので、ここで新規フォルダを選択すると選択したアプリが入ったフォルダが作られ、フォルダ名を設定できる。
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