Googleがオープンソースで公開しているディープラーニング対応の機械学習ライブラリ「TensorFlow」が“プロダクトレディ”なバージョン1.0にアップデートした。58倍高速化し、多数の新APIが追加され、Python APIの安定性が向上した。
米Googleは2月15日(現地時間)、本社キャンパスで開催の「TensorFlow Developer Summit」において、機械学習ライブラリ「TensorFlow」をバージョン1.0にアップデートしたと発表した。
TensorFlowは、同社が2015年11月にオープンソース(Apache 2.0ライセンス)で公開したディープラーニング対応の機械学習ライブラリ。同社のニューラルネットワーク採用の翻訳サービスやGoogleフォトの画像認識機能などにもTensorFlowが採用されている。
主な改善点は、以下の3点。
サミットの講演はライブストリーミング後、YouTubeでテーマ別で公開されている。
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