Google検索で“多面的な”強調スニペットの提供開始

Google検索の質問内容が多面的に解釈できそうな場合は、アルゴリズムが解釈し直した質問とその答えの複数の「強調スニペット」カードで表示するようになる。

» 2018年03月05日 10時04分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Googleは2月28日(現地時間)、Google検索結果に表示する「強調スニペット」で、入力内容によって複数のカードを表示する新機能を追加したと発表した。まずは米国のモバイル版でローリングアウトしていく。

 「強調スニペット」とは、検索結果のトップに表示されることがあるカード状のコンテンツのことだ。Googleの検索アルゴリズムが最も有用だと判断した検索結果を表示する。

 multifaceted 1 強調スニペットの例
 multifaceted 2 質問の解釈別にカードを表示

 新機能は、入力内容が多面的(multifaceted)で、ユーザーが求めている回答の可能性が複数想定できる場合、アルゴリズムが質問を複数の質問に解釈し直し、それぞれの質問の答えを強調スニペットとして表示する。

 例えば、「庭は日なたであるべき?(garden needs full sun?)」という質問でユーザーが知りたいのは「日なたが必要な植物は何?」あるいは「何時間日光が差せば日なたと言える?」の2つと解釈し、それぞれについて2つのカードを表示する。

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