米Microsoftは12月13日(現地時間)、検索サービス「Bing」にAI(人工知能)採用の新機能「Intelligent Search」を追加したと発表した。まずは英語版で利用できるようになった。
ディープニューラルネットワークを使って、評判のいい複数のソースを集約することにより、より正確な検索結果を表示するという。
米GoogleのGoogle検索の結果と同じようなカード状の検索結果がトップに表示される。確実な回答がある検索(例えば「ロードアイランドのペンブローク大学が校名を変えたのはいつ?」)の場合は、複数のソースの情報を統合した回答をカード状にして表示する。
多様な情報がある場合は、それらを1つのカードにまとめて表示する。下の図は「ケール」についての検索結果だ。
健康情報のように、対立する意見がある場合は、それぞれを表示する。
2つの項目を比較する検索結果用のフォーマットもある。幾つか試した中では「apples vs oranges」や「Trump vs Clinton」でフォーマットカードが表示された。
また、米Redditとの提携により、Redditのコミュニティ内に投稿された情報を検索結果に表示するようになった。まず、「Reddit <サブレディット名>」でそのサブレディット内の話題の投稿が表示される。一般的な検索の場合も、Reddit内の会話に有用な情報があれば、それをページのトップに表示する。また、著名人の名前を検索すると、その人がRedditの人気機能「AMA(○○だけど質問ある?)」を開催したことがある場合は、そのAMAが表示される。
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