Microsoft、モバイルでも利用できる新ゲームサービスと次期Xbox端末を予告

Microsoftのゲーム担当責任者が、PCやスマートフォンでも“コンソール品質の”ゲームを楽しめるゲームストリーミングサービスと次期Xbox Oneを準備中だと語った。

» 2018年06月11日 09時45分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Microsoftのゲーミング担当上級副社長、フィル・スペンサー氏は6月10日(現地時間)、E3 2018に合わせて開催のイベント「Xbox E3 2018 Briefing」で、準備中のゲームストリーミングサービスと次期ゲームコンソールについて語った。

 phill 1 Microsoftのゲーム戦略について語るフィル・スペンサー上級副社長

 イベントの後半でスペンサー氏は、Microsoftのゲームへの取り組みについて、「Microsoft ResearchのAI(人工知能)専門家たちが、ゲーミング用AIを開発している」と語り、続けて「Microsoftのクラウド担当エンジニアたちが、どんな端末でもコンソールレベルのゲームを楽しめるゲームストリーミングネットワークを構築中だ」とうわさのストリーミングサービスについて語った。「Xboxでも、PCでも、スマートフォンでも利用できる」という。

 phill 2 「あらゆる端末にコンソールレベルのゲームを」

 同氏はまた、「Xbox One X」を作った同じチームが次のXboxコンソールを構築している」と語った。

 新ストリーミングサービスについても次期Xboxコンソールについても、具体的なリリース時期については触れなかった。

 同氏はさらに、ゲームスタジオのNinja Theory、Playground Games、Undead Labs、Compulsion Gamesを買収し、新たなゲームスタジオ「The Initiative」を立ち上げたことも発表した。これらのスタジオでオリジナルゲームの開発を強化していく。

 Xbox E3 2018 BriefingはMicrosoftのゲーム実況サービスMixerで視聴できる(「関連リンク」にリンク先を記載)。

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