Microsoftが、教育市場向けの丈夫で安価なスタイラス「Classroom Pen」を発表した。Surfaceシリーズでの使用が前提で、20本パックを799.80ドル(約8万8000円)で2月に発売する。
米Microsoftは1月22日(現地時間)、英ロンドンで開催の教育ICT関連イベントBETTに向けて、幾つかの教育関連の製品およびサービスを発表した。
その中の1つ、「Classroom Pen」は、タッチ対応のSurfaceシリーズで利用できるスタイラスだ。学校の授業で使うことを前提としており、「Surface Pen」(米国では99.99ドルで販売)よりも丈夫で、先端のチップはプラスティック製で潰れにくく、1本につき1つ替えチップが付属する。
本体には2つのボタンがついている。1つはクリックするとチップが消しゴムに変わり、もう1つは右クリックに相当する機能切り替えボタンだ。単6電池1本で稼働する。尻(チップの反対側)にはストラップを通すための穴があり、Surfaceのカバーにつなぐことも可能だ。
「Surface GO」に最適化されているが、それ以外のSurfaceシリーズでも利用できる。
Surface Goを販売している36カ国で2月から段階的に販売を開始する(Surface Goは日本でも販売している)。教育機関向けに20本パックを799.80ドル(約8万8000円)で販売する。1本当たり約40ドルだ。
Microsoftはまた、Acer、Dell、Lenovoによる189ドルからの教育機関向けWindows 10端末なども発表した。
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