Googleが段階的に進めているサービスの「マテリアルデザイン」化の一環として、AndroidおよびiOS版Gmailも新デザインにする。向こう数週間かけてローリングアウトしていく。
米Googleは1月29日(現地時間)、AndroidおよびiOS版「Gmail」も「Material Design(マテリアルデザイン)」に変更したと発表した。同日から数週間かけてすべてのユーザーにローリングアウトしていく。
Gmailの特徴だった画面上部の赤い帯がなくなり、全体的にかなり白っぽくなった。赤い帯だった部分が検索枠になる。これまでは、虫メガネアイコンをタップすると検索枠が表示されるようになっていたが、検索枠が常に表示された状態になる。
複数のGoogleアカウントを持っている場合、右上のプロフィールアイコンをタップすることで切り替え画面になる(上左の画像)。これまでは左上の[≡]をひらく必要があった。
PCのWebアプリ版と同様に、添付ファイルの種類(画像なのかPDFなのかなど)が分かるようになる。これまではクリップのアイコンが表示されることで添付ファイルがあることだけ分かるようになっていた。
この他、スパムメール警告がこれまでより目立つようになり(上画像右)、新規メール作成ボタンが鉛筆のアイコンから[+]に変わる。
Googleは昨年11月に、モバイルアプリはダークモードにするとバッテリー持続時間が延びると説明したが、このデザインはかなり白く、今のところGmailではダークモードは選択できない。次期Android OSにはシステム全体でダークモードが選択できるようになるといううわさもある。
【訂正履歴:2019年1月30日11時56分 検索枠についての記述が誤っていました。お詫びして修正します。】
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