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» 2019年03月20日 08時25分 公開

「Firefox 66」公開 音声付き動画の自動再生ブロックや多数の脆弱性修正

MozillaがWebブラウザの最新版「Firefox 66」を公開した。Webサイト側が動画を音声付きで自動再生する設定にしていてもユーザーがクリックするまで自動再生をブロックする機能が追加された。セキュリティ関連では「critical」6件を含む22件の脆弱性に対処した。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Mozilla Foundationは3月19日(現地時間)、Webブラウザ最新版となる「Firefox 66」を、Windows、Mac,Linux、Android向けに公開した。2月に予告していた動画の音声自動再生ブロック機能などが追加された。

 米GoogleのChrome 66以降と同様に、Webサイト側が動画を音声付きで自動再生する設定にしていても、自動再生をブロックする。Mozillaの説明では音声と動画の再生をブロックするとなっているが、本稿筆者が試した範囲では、動画再生がブロックされるWebサイトだけでなく、動画が音声なしで自動再生し、動画上の「Play Sound」ボタンをクリックすると音声が再生されるWebサイトもあった。

 firefox 1 音声付き動画の自動再生がブロックされた

 Twitterなどのソーシャルメディアのように、自動的に音を消しても動画を自動再生し続けるWebサイトの場合、自動再生ブロック機能は動画再生を停止しないという。

 また、YouTube、Netflix、Huluを含むストリーミングサイトで連続ドラマなどを連続自動再生するためには、それらのサイトを「アクセス許可リスト」に追加しておく必要がある。

 アクセス許可追加リストに追加するには、Firefoxの右上の[≡]→[オプション]→[プライバシーとセキュリティ]の「許可設定」の「音声を自動再生するウェブサイトをブロックする」の右にある「許可サイト」をクリックして表示される「例外-自動再生」ウィンドウに許可しておきたいWebサイトのURLを入力する。

 firefox 2 [許可設定]のメニュー

 個別のWebサイトでブロックを解除するには、Webサイトを開いた状態でオムニバーの(i)をクリックすると表示されるメニューでブロック中の項目で「解除」する。

 firefox 3 個別サイトでのブロック解除

 この他、ページを読んでいる間に画像や広告が読み込まれることでスクロールしていた場所から移動してしまうことを避けられる「スクロールアンカー」機能、複数タブ内を検索する機能(筆者が試した範囲ではうまく機能しなかった)、プライベートブラウジングでの検索機能なども追加された。

 firefox 4 Windows Helloでのログイン

 また、MicrosoftのWindows 10でWindows Helloを利用している場合、ユーザ−がFirefoxで互換Webサイトにログインする場合、Windows Helloで、つまり指紋や顔認識などユーザーが設定しているWindows Helloの方法でログインできる。この機能はWindows 10の4月の大規模アップデート後に利用できるようになる見込みだ。

 新機能や変更点のリストはリリースノートを参照されたい。

 セキュリティ関連では、危険度レベルが最高の「Critical」6件を含む22件の脆弱性も修正された。

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