太平洋セメントは、AIによる画像認識技術を活用し、製造過程のコンクリートの練り混ぜ画像から、コンクリートの軟らかさ「スランプ」を高精度に予測する技術を開発。自社工場に実装し、コンクリート品質の安定化や製造工程の省力化、効率化を図る。
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太平洋セメントは2019年5月23日、AIを用いてコンクリート製造工程におけるミキサー内の練り混ぜ画像から、「スランプ」を瞬時に高精度に予測する技術を開発したと発表した。
コンクリートは、セメント、水、骨材、混和剤などをミキサーで練り混ぜて製造する。凝固前のコンクリート(生コン)の軟らかさを表す指標値であるスランプは、最も重要な品質項目の一つ。
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