富士通らは、「2019びわ湖大花火大会」で、IoTセンサーを活用して観客の流動状況を可視化する実証実験に取り組む。観客のスマートフォンから取得する固有ID情報を基に、滞留地点や滞留時間、移動状況などをリアルタイムに観測し、今後の警備計画や交通機関の混雑緩和、観光政策に役立てる。
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富士通は2019年8月7日、びわ湖大花火大会実行委員会と共同で、8月8日に開催される「2019びわ湖大花火大会」で人の流れをリアルタイムに可視化する実証実験を実施すると発表した。
実証実験では、花火大会の中心地となる琵琶湖の大津港周辺(滋賀県大津市)に富士通製のWi-Fiパケットセンサーを設置する。このセンサーでWi-Fi通信がオンになっているスマートフォンなどの固有IDを取得してリアルタイム計測し、観客の滞留地点や滞留時間、流動状況を15分ごとにグラフで可視化する。
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