サイバーセキュリティ企業のファイア・アイは、クラウドセキュリティに重点を置いた「FireEye Cloud Security Solution」を発表。従来の防御が見逃す脅威も高度に検知し、複雑化するハイブリッド/マルチクラウドを防御する。
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ファイア・アイは2019年11月13日、クラウドベースのコンピューティング環境を保護する新たなセキュリティソリューション「FireEye Cloud Security Solution」を発表した。
このクラウド向けの新ソリューションにより、同社が提供するネットワークセキュリティ、ファイル分析ソリューション、セキュリティプラットフォームなどのセキュリティソリューションを、スケーラブルでパフォーマンスの高いWebサービスとして利用できるようになった。
ファイア・アイによると、クラウドサービスの急速な普及は、企業・組織に新たなビジネス機会をもたらす一方で、新たなサイバー脅威も生んでいる。従来の対策では、複雑化するハイブリッド/マルチクラウドインフラストラクチャに適した防御が十分に機能しない恐れもあるという。
Cloud Security Solutionでは、同社のセキュリティ技術とセキュリティ侵害の現場で得たインテリジェンスを組み合わせて、検知性能を向上。より広範囲な脅威の検出と、ネットワークの一元的な可視性、設定監視、ユーザー行動分析などの機能を、クラウドベースのアーキテクチャに提供する。これらの機能はシームレスに動作し、従来の防御を回避する高度な攻撃も識別できる。
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