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» 2019年12月26日 08時00分 公開

ディルバート(635):そもそもIT以前の問題……?

ディルバートに問われるIT提案力とは、内容の素晴らしさよりも、ITオンチなボスに訴えかける“何か”だったようで……。

[スコット・アダムス,ITmedia]

これがボクのブロックチェーン提案です。質問があればどうぞ


一部分からなかったところがあったぞ


どの部分ですか?

用語だよ


全部ですか?

一部のマヌケなやつだけさ


トークンとか、スマート契約、サービスとしての確実性、UTXOブロックチェーン、ノード、レジャー、ダップスとか


つまり……この1時間ボクが話していたことは、何一つ理解していなかったということですか


わしのせいにするな


分からなければ説明を求めればいいでしょうが

さっさと終わらせたかったんだ


  


 わはは! 最後の言い訳がボスの本心でしょうね。まぁ、上司が理解していなくても物事が粛々と進むのが会社組織、ともいいますから、ディルバート、ドンマイ!

 “turn this into my fault”の“fault”は、「責任」や「落ち度」「過失」を意味しますが、「〜の責任」というよりは「〜のせい」という軽い感じで使われることが多く、「過ちのために責任を取る」というニュアンスはあまりありません。

 それに対して、同じく「責任」を意味する言葉に“blame”がありますが、こちらの方は「より重い過ちに対する責任を負う」というニュアンスがあります。例えば、“The wife blamed the husband for the failed marriage.”(妻は、結婚の失敗は夫のせいだと非難した)のように相手を責めるような使い方をします。

 “And this concludes my decade-long column.”長年、拙い連載にお付き合いいただきました読者の方々に心より感謝いたします。またいつかどこかでお会いできる日まで、皆さま、元気でお過ごしください。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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 2007年の連載開始以来600回以上を数え、多くの読者に親しまれた「ディルバート」ですが、誠に勝手ながら2019年12月31日をもって日本語版の更新を終了いたします。10年以上にわたって多くの皆さまにご愛顧いただき、誠にありがとうございました。

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