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» 2020年04月28日 07時00分 公開

Citrix Overseas Report:COVID-19拡大の最中でも安全性と生産性を維持するには

テレワークへのシフトは、COVID-19の感染予防を目的として始まりました。しかしこれによって将来的な変化への見通しが立ち始めています。これまで在宅勤務を考えたことのなかった従業員が、テレワークを「週に5日オフィスで勤務することの優れた代替手段だ」と考えるようになってきました。

[國分俊宏,ITmedia]

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 現在当社では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)対応としてグローバルオフィスを完全テレワークで稼働しています。日本オフィスにおいては、2020年2月27日から全従業員でのテレワーク体制に移行しました。

 以降当初は、短期的な取り組みになると想定していました。しかし、世の中のニーズは大きく変わりました。ビジネスの進め方やオペレーションの方法、お子さんの教育の在り方などがすでにパラダイムシフトを迎えています。外出が制限される中でホームスクーリング(通学せず在宅で教育を受けること)や社会的な関わりが乏しくなることなど、さまざまな問題点が顕在化しています。私は従業員がそれらの課題にどう対応して生産性を維持するか、それをテクノロジーがどのように支えるかに魅了されています。

 世界中のITチームは事業継続の維持のため、ほぼ常時のアップタイムを確保するとともに無制限に拡張できるデータセンターをクラウドに構築し、テレワークへのシフトを円滑に進めることが求められています。

 テレワークはたやすいことではありません。多くの人は新しい仕事のスタイルを確立する必要があり、従業員の心身の健康状態(ウェルビーイング)や仕事のプロセス、組織の変更マネジメント(すなわち企業文化面でのシフト)に注意を払うことが重要になってきます。

 当社は今回のテレワークシフトを通じて、成果を生み出すために従業員がどのようにテクノロジーを活用しているかを新たに学ぶことになりました。そして現在はオンライン会議などを通じて同僚がどのようなペットを飼っているかや子供たちが何をしているか、急ごしらえの仕事場がどのようなものかなど、さまざまなことを学んでいるところです。

データ駆動型のアプローチを

 ワークスタイルのシフトに伴い、われわれには「人々」「プロセス」「テクノロジー」の3つの側面において、定量的なものと定性的なものの指標を追跡する必要が生じています。人々が活用しているテクノロジーを調べることは、生産性が上がったと感じているかを調査することと同様に重要です。ワークフォースの生産性に関しては以下の3つのカテゴリーからのアプローチが求められます。

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